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2013年11月18日
Act21ミニセミナー(第2回)が11月12日、KFCクリエイティブスタジオ<交流スペース>にて開催されました。
「下請けからの脱皮」、「オリジナル商品の開発と販路開拓」の視点で、Act21展示会は2004年から開催されてきました。今年度は「Act21のスピリットをどのように活かしていくか」をメインテーマにして、ミニセミナーを開催しています。
第1回(7月23日)は「FACTORY BRAND 誕生ストーリー」と題して、丸和繊維工業(株)の代表取締役社長の深澤隆夫さんにお話をお伺いしました。
第2回は「ファッションブランドの広報活動とメディア・サポート」と題して、ピーアールトゥーの代表のモウ越子さんにお話をしていただきました。
モウ越子さんは、2000年にプレスとして独立されて以来、数々のデザイナーの対外PRに携わってこられました。これまで関わってこられた主なブランド(デザイナー)は次の通りです。
マスターマインド・ジャパン(本間正章)、アキコ オガワ(小川彰子)、アグリ サギモリ(鷺森アグリ)、ノゾミ イシグロ(石黒望)、シダ タツヤ(信太達也)、バナル シック ビザール(中川瞬)
この他、次のような海外ブランド(デザイナー/国名)でPRを担当されました。
エス(星野貞治/仏)、ハウス オブ リーム(リーム/英)、アポロジー(オリヴィア コニエ/仏)
この中で最も成功を収めたのは、マスターマインド・ジャパンです。2001年当時まだ無名だったこのブランドを、独立したばかりのモウさんが一緒になって営業やプレスキャラバンを行なった苦労話など、ここでしか聞けない貴重なお話を伺いました。
マスターマインド・ジャパンは、世界のブランドとして大成功した今年3月に活動を休止することになり、最後のショーが開催されました。
モウさんの活動は幅広く、JFW、経済産業省による日本ブランド支援プロジェクトの国内広報も担当されています。
また、最近では「B to B」から「B to C」に情報を直結できるキャラクタービジネスの分野にも進出されており、「コントロールベア ストア トウキョウ」のPRも担っておられます。
最後に、会場の皆さんと活発な質疑応答のあと、マスターマインド・ジャパンのデザイナー本間正章さんの力強いお言葉でAct21ミニセミナー(第2回)が締めくくられました。
「ひとりでも多くの人に喜びや幸せを与えられる事を考えて実行しよう。
何度失敗しても笑われても一度きりの人生。
目標への道のりは毎日が自分自身の信念と心の勝負である。」
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